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家族と歩む ~副業を本業へ~

2020年12月。勤め先の給料が下がることが決定しました。ただ1年間は今年と変わらない給料。まさに猶予期間。この一年間の動きで今後の人生が変わると思い、ブログ内容を変更して今日からまた始めます。

本業の知識②

 
前回のアルミに引き続き、本日は硝子について。
私の経験したクレームから得た知識を紹介いたします。
 
職業柄、硝子を扱うこともしばしば。
ただ安全が必要とされるため、強化ガラスや合わせ硝子を良く扱います。
 
強化ガラスにも定義がありまして、
その定義はJISに規定されております。
厚み4mm以上がJIS規格上での強化となります。
 
通常の生板ガラスの3.5倍~4倍
 
では3㎜以下は?と言いますと強化ガラスとは呼べません。
強化を入れる工程に投入すれば、強化処理はされますが、表面応力が強化ガラスには届きません。強化ガラスではないんです。
 
業界ではセミテンパー硝子とか半強化ガラスとか、倍強化ガラスとか、熱処理ガラスなど呼ばれております。
強度は通常の生ガラスの2倍~2.5倍
 
※ただ厳密にいうと3.2㎜以上は強化が入り。3.2㎜未満は強化が入らないようです。
 
 
太陽光パネルは表面が硝子です。
石が飛んでくることもあるでしょう。
一般的に表面のガラスは何が使われいるのでしょうか。
4㎜以上の強化ガラスが使用されているのであれば非常に安心ではあります。
 
ただコスト競争が厳しい太陽子パネル。
コスト低減で3㎜のセミテンパー硝子や、もっと言うと強化されていない生ガラスが使用されている場合も考えられます。
 
私自身、自分の太陽光パネルは知りません。
もし強度が不足しているガラスが使用されているとなると。。。。
 
先ずは太陽光パネルの厚みから確認し、4mm以上あるか無いかを確認すると
そこから判断できそうです。
 
是非ご確認を。
 
※合わせ硝子、化学強化ガラスについてはまた後日