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家族と歩む ~副業を本業へ~

2020年12月。勤め先の給料が下がることが決定しました。ただ1年間は今年と変わらない給料。まさに猶予期間。この一年間の動きで今後の人生が変わると思い、ブログ内容を変更して今日からまた始めます。

私の持っているなけなしの知識をどうぞ

たまには本業の仕事がらみの話でもいたしましょうか。

 

【自己紹介】

本名:ありゅう  ※ちゃいます(笑)

大学専攻:アジアの歴史

仕事:商社の営業

業態:内装部材関係。

取り扱い商品:アルミ、ステンレス、鉄、樹脂、化粧シート、化粧板、硝子、パッキン、断熱材、などなどなどなど

仕事内容:上記の複数商材を組み合わせ、完成部品として販売。

素材提案、組み立て品提案、仕入先・客先との価格交渉、各社へ発注手配、納期管理、納期調整、品質管理、納入後のクレーム対応、回収業務

※全て一人での担当です

 

・・・・・結構頑張ってるな、私(笑)

 

その分経験したクレームもひじょ~~~~~~~~に多いわけで、

クレームも何か皆様の役に立てばと思っております。

あくまで文系が理解した内容ですので、間違いはご勘弁です。

 

【アルミについて】

太陽光発電の礎となる架台。

その多くはアルミが使用されていると思いますが、そのアルミ大丈夫ですか???

 

[アルミの特徴]

・軽くて強い

・優れた加工性 ⇒加工品が安い

・熱伝導率が高い

などなど良いところは沢山あります。

 

 

ちょっと待ってぇ~~~

大事な事見落としてなぁ~~~~い

真矢みき風に

 

それは腐食です。

 

アルミは錆びないよ!と思っている方、、、、そんな人はいねえか💦

 

通常、市場に出回っているアルミは全てアルマイト処理されております。

 

アルマイトとは

簡単に言うとアルミに薬液の中で電気流して表面を化学的に酸化させて強度を上げる表面処理です。

和訳すると陽極酸化被膜と言います。

 

実はここに落とし穴✈

 

日本で処理されるアルマイトはJIS規格に則り、

①被膜厚み

②耐摩耗性

③封孔度

が設定されており、その基準が必須な業界が非常に多いです。

 

これが中国製となると、

全ての項目をクリアするのはまず不可能です。

安価な中国製のアルマイトでは、アルマイトの条件や使用する水によってクリアできません。

 

それでも何度もトライしてクリアさせましたが、

条件を揃えたアルマイト費用は日本製と同じくらいの価格になりました。

 

では①‐③がクリアしていないとどう影響があるのか。

 

あくまで可能性の話です。

太陽光発電は15年間、外に出っぱなしで雨風雪に耐えております。

そこに

(1)砂や石が当たりアルマイトが剥げ、アルミの生地部分から腐食が始まる。

(2)異種金属が接触している場所の被膜が弱いと、被膜が剥げてそこから電蝕が始まり、腐食する。

という状況が考えられます。

 

特に怖いのが(2)の電蝕

鉄とアルミ、ステンレスとアルミなど、金属にはそれぞれ電位があり

その電位差によって電蝕が始まる。

※詳しいことはググってね。

https://www.kobelcokaken.co.jp/tech_library/pdf/no17/a.pdf

 

あくまで可能性の話です。

 

その電蝕を防ぐのが

アルマイトであったり、メッキであったり、塗装であったり、ジンクロなどの表面処理なのです。

 

じゃあ、太陽光発電架台のどこに電蝕が発生し得るの???

それは、接合されてビス止めされている箇所なんです!!!

 

あくまで可能性の話です。

 

ビスは鉄とステンレスのどちらかです。

架台はアルミです。

なので異種金属が接触している箇所が非常に多い。

 

しっかりとアルマイトされていれば電蝕は起きにくいと思います。

ただそれは日本製アルミ架台の話。

 

安価な中国品ですと不十分なアルマイトが剥げ、異種金属のビスと触れ合い、水が足されることで電蝕が始まり腐食となり得ます。

 

あくまで可能性のです

 

その結果、架台は腐食し、ちょっとの強い風の影響で破損

なんてことになりかねません。

 

皆様のアルミ架台は大丈夫ですか?

 

 

・・・・そういや自分のも未だ確認してなかったわ。。。。。😨